これからのお薬手帳は「スマホ版」が断然便利！

お薬手帳は「スマホ版」が便利でおすすめ！

　

お薬手帳で副作用のリスクを回避

　

薬は病気やけがの治療に欠かせないものですが、どんな薬でも副作用を起こすリスクを抱えています。

薬と薬、薬と飲み物や食べ物の組み合わせで効果に差があったり、副作用が強く出たりすることがあります。これらの問題を避けるために役に立つのが、「お薬手帳」です。

　

医師や薬剤師が薬を処方する場合、患者が過去に副作用やアレルギーを起こしたことがないか、今の薬をどのくらいの期間飲んでいるか、また他の病院で処方された薬との組み合わせは大丈夫なのか、といったことを確認します。

　

お薬手帳を携帯していれば、違う病院への通院、旅行先での急病、さらには不慮の事故やけがに遭った場合でも役立ちます。

 

実は、お薬手帳は薬局でもらう薬のデータを「貼ったら終わり」というものではないのです。

服用しているサプリメントや市販薬、病院処方薬の履歴をはじめとして、それによる体調の変化などを、自分自身で書き込んでいくことがとても大切です。

　

料金面でも、メリットがあります。サラリーマン等の３割負担者は、手帳をもって半年以内に同じ薬局を利用すれば、毎回の支払い料金が初回より原則40円(後期高齢者等１割負担の患者は10円)安くなります。ただし、手帳を忘れたら適用されませんのでご注意ください。

　

今後、お薦めしたいのはスマートフォンでデータを管理できる「電子版お薬手帳」との併用です。スマホは普段から持ち歩いているでしょうから、受診時に忘れにくいといういい面があります。

　

また、自分以外の家族のデータなども長期にわたって登録でき、わからない薬の情報もすぐにインターネットで調べられます。アプリは、ＱＲコード読み込みにも対応しており、写真保存でらくらく記帳できるのも魅力です。

　

「電子版お薬手帳」のアプリは、ご自身のスマホの中に無料でダウンロードすることができますよ。

 

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