去年の今頃は、真ん中の子どもが就活の真っただ中でした。
今、就活中のお子さんをお持ちの親御さんにむけて
何かの参考になればと思い、Facebookの投稿から転記してみました。
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三者懇談に行って来ました。
大学の構内に足を踏み入れるのは、入学式以来です。
大学生にもなって、懇談?
就活に、親の出る幕なんてないんじゃないの…
正直、そんな思いを抱きながら向かったのですが
結論から言いますと、行ってよかったです。
受付をすませて、待ち時間の間に、初めてゼミ室を見ることもできて
ここで勉強してるんだな〜って、感慨深いものがありました。
担当の教授は、ジェントルマンでとてもお優しい方でした。
穏やかな口調でお話してくださり緊張していた心が、だんだんと溶けていきました。
ですが、佳境に入ってくると次第に眼光が鋭くなってきて
それは、子どもが就活において
決断しないといけない内容に、差し掛かった時でした。
もう迷っている時間はないとおっしゃいました。
自分の資質を、正面から見据えることの大切さを説かれました。
人間には向き不向きがあり
無理をしてやりたい道に進んだとしても
気力だけでは乗り切れない局面が出てくる
ともおっしゃいました。
また、方向性を決めてそこに向かって邁進する
その過程で、自分を磨き社会で通用する人物になるのだと。
非常に、含蓄のあるお話しをしていただき
わたしたち親子にとって有意義な懇談になったと思います。
「保護者のための就活講座」という
20ページ以上にわたるレジュメが配布されました。
就活における保護者の関与についてのアンケートで
学生が、1位に選んだのは
「励まし・いやし・心の支え・聞き役になってくれた」でした。
親が、協力する姿勢を見せながらも聞き役に回ることが
就活中の子どもにとっての一番のサポートであるとの
結果が出ていました。
「大人・保護者・社会人としてのアドバイスをくれた」が、2位で
3位は、「個性を尊重・自分に一任・自分の活動を肯定してくれた」
でした。
「いいから、ほっといてくれ」って感じかと思っていましたが、
親のサポートをプラスに捉えている様子が、アンケートから読み取れて
意外に感じると同時に、子どもに対する接し方がなんとなくつかめた気がしました。
最新情報の資料を持ち帰ることができたこともよかったと思います。
時は流れは早く世の中の変化は目まぐるしいものがあります。
30年前の、昭和の就活の経験はまったく役に立ちません。
わたしにとってこの度の三者懇談は、
今の就活を知る最適な機会になったと心から思います。
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