「チャンバラとパソコン講習」
最近、時代劇って少なくなりましたね。特に、殺陣のシーンとか...ほとんど見ないですね
凄腕のお侍さんが、一太刀二太刀
チャンチャンって、合わせただけで
「お主できるな」みたいな
お決まりの台詞、聞いたことありますよね。
ある域に達したら、
相手の技量を見抜くのに、
さほど時間はかからない
そんなことを、表しているんじゃないかなと思います。
PCインストラクターにとって、講習が始まって10分ぐらいまでが、チャンチャン、の瞬間に当たります。
私は、テキストを開く前に、ごく簡単な文章を入力していただいていました。
それは、受講される生徒さんのレベルを、瞬時に把握するためです。
時間配分を考えて、限られた時間内に、テキストの内容を教え切るというのが、私の仕事です。
にこやかに、講習の流れを説明しながら
頭の中は、高速回転!本日の講習を、組み立てていきます。
生徒さんのレベルを読み取った上で、
どれぐらいのペースで、
どこをサラッと流して、
どこにウエートをおいてやるか。
生徒さんと、コミュニケーションをはかりながら進めていきます。
いろんな場面が出てきます。
車のチェンジを変えるように、臨機応変に、柔軟性を持って対峙しなくてはなりません。
いい意味での緊張感の中、
生徒さんと、いい感じにコミュニケーションが取れた時には、教室内に、独特の一体感が生まれます。
そういう感覚を味わうことができるのが
インストラクターという職業の、醍醐味でもあると思うのです。
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